2006年12月06日(水)
重なる偶然 [今もそこにある光]
『キミは今も泣いているのかな
雪の降りしきる夜空の下
急に電話をかけてきたあの日のように
でも、もう安心だよね
キミの傍にはオレとは違う別の誰かがいて
優しくその震える肩を抱きしめてくれている
オレはそうだと信じている
キミは今、笑顔で毎日を過ごしていることだろう
満天に星の輝く夜空の下
大切に思える人の傍で
心まで温めてもらっているんだよね
オレはそうだと信じているよ』
先日KO-BOXの日記に書いた詩。
『詩』だなンて云ったら、死んだ伯父、詩人・浅野明信に「文学を馬鹿にするな」と怒られるかな。
元彼をイメージして書いたものだが、今日、その元彼とのエピソードを思い起こさせるあるものが届いた。
小樽貯金事務センターなる所から届いたその書面には、ここ数年にわたって記帳してこなかった郵便貯金の出入金の内容が書かれていて、そこに、思いがけず元彼の名前を発見。
そう云えば、一度だけ「会いに行くのに交通費が少し足りないから助けて…」と云われていくらか振り込んだことがあったのを思い出した。
当時は高校生だったのだから無理もなかったのだ。
結局オレは、元彼には何もしてやれなかった。
何もしてやれないまま終わってしまった。
そして、今も結局何も出来ないでいる自分。
アイツの為に出来ることがあるなら教えて欲しい。
オレの頭の中は、今もそのことでいっぱいだよ。
Posted by 源九郎 at 16時19分