2007年06月06日(水)
ブラピの肉体美 [DVDネタバレ御免!?]
今日の休日DVDは『トロイ』。
『トロイ』と云っても、エンタープライズのカウンセラー、ディアナ・トロイではないのであしからず。
2004年製作のブラッド・ビッド主演のギリシャのスパルタとトロイの戦いを描いたスペクタクル映画の『トロイ』だ。
スパルタとトロイの長い確執に間もなく和解の兆しが見え始めた頃、オーランド・ブルーム演ずるトロイの第2王子パリスが、スパルタの王妃と駆け落ちしたことから両者の確執が再燃。
スパルタ軍は軍勢をあげてトロイへの進軍を開始。その戦闘を行くのがブラピ演ずる勇者アキレス。
それにしても、この戦いのきっかけが、オーランドのスケベ心だったとはね。もちろん、このことをスパルタがトロイに攻め込む口実にしたのだろうけど、考えてみればしょうもない口実だよ。間男を追いかけて何万人という大軍を引き連れて行くンだから…。
しかし、この映画ではこのスケベ心、失礼、男女の恋愛感情が所々、キーポイントとして描かれている。
トロイ侵攻中のブラピ=アキレスにも彼をひきつける女性が現われ、この女性が原因で、ギリシャ王との間の確執が更に深まるし、この女性がまさしく、アキレスのアキレス腱になったりする。
この映画の見どころは、何と云ってもスパルタ軍とトロイ軍との激突。『ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還』のクライマックス・シーンを彷彿とさせる、トロイの城壁の前での両軍の激突は圧巻。…と、云いたいところだが、本当の見どころはブラピの肉体美かも…。
公開当時、ブラピがこの映画のために身体を鍛えて撮影に挑んだというのは有名な話。ブラピのファンでもなンでもないオレでも惚れ惚れする肉体美(しかもプリプリのお尻までも)を披露してくれている。
憧れの肉体美。ブラピッていくつだっけ? 間もなく40を迎えるオレでも今から鍛えりゃ少しは見せられる身体になるかね? ま、いくら身体を鍛えても、この顔はどうにもならないけどね…。(笑
因みに、この戦の発端となるオーランド=パリス王子もチラチラとブラピに負けず劣らずの肉体美を見せてくれている。
可愛がっていた従兄弟をトロイの総大将ヘクトルに殺され、怒りに駆られたアキレスがヘクトルと決闘。怒りに任せながらも、舞うようなアキレスの剣さばきは、日本の時代劇の立ち回りにも通ずるものがあり、思わず目を奪われる。
死闘の末、見事ヘクトルを打ち倒し、その亡骸を持ち帰った夜。アキレスのテントにヘクトルの父、トロイ国王プリアモスが現われ、ヘクトルの亡骸を返してくれるよう懇願する。
敵陣に単身忍び込む勇気と、息子への愛に心を動かされたアキレスの心に変化が表れる。
この後、歴史上でも有名なトロイの木馬が登場し、ラストへと向かうのだが、面白い史実を発見。
古代ギリシャでは、死者を葬る時、まぶたの上に金貨を置き火葬するのだ。この金貨は黄泉の川を渡るための渡り賃。
これと同じ風習が、今も日本で残っているよね。日本では三途の川の渡し賃として、江戸時代では四文とも六文とも云われているが、死者と共に埋葬し、現在では十円玉などの小銭を棺桶に入れている。(子供がそれを拾おうとして叱られたりね)
現在のギリシャや他の国ではどうなンだろうね。
ごめんなさい。オレも昔から感想文とか苦手だったクチ…。
ただ、あらすじ書いて終わり、になっちゃうンだよね…。トホホ…。
Posted by 源九郎 at 20時23分