2007年07月18日(水)
人付き合い下手 [戯れ言]
オレはちょくちょく「友だちがいない」と書くことがある。
こう書くと、マイミクさんたちに「じゃぁ、私たちは何なの?」と反感を買うかも知れないが、ここで云う『友だち』とは学生時代からの昔馴染みや会社の同僚など、暇な時に会って遊んだりする、いわゆる『リアル友』のこと。
皮肉なもので、オレは昔から友だちを作る環境には恵まれなかった。
小学校時代は炭鉱町である今は財政破綻で有名になってしまった夕張に住んで居たのだが、炭坑夫の父親を持つ友だちに囲まれながら、オレの父親は開発局のダム管理所勤務。
炭坑に勤める親を持つクラスメートたちは主に炭住街に住み、オレはそこから離れた開発局の官舎に住んで居て、ちょうど、下校時などには長い坂を下ったT字路でオレは左に、他のクラスメートたちは右に、といった具合に別れることになるのだ。
そんな感じだったので、低学年の頃は放課後にクラスメートと一緒に遊んだと云う記憶がほとんどない。
誕生会なるものも7月31日と云う夏休み真ッ只中なこともあって、海だ帰省だと誰も来てくれないのでやったことはなく、唯一、集まってもらったのは小学校6年の時に両親の離婚が決まって夕張を離れることになった年だけだ。
その後、中学、高校、専門学校と、学校では仲良くやってはいても、学校を一歩出れば独りぼっち。いつも同じような環境だった。
それでも、専門学校を出てからしばらくは、月に一度、どこかへドライブがてら出掛けて遊ぶ友だちが2人いた。
その関係は数ヶ月続いたのだが、ある時、その1人に別の友だちとの話を聞かされたのだが、そこでオレの中に『遠慮』が生まれてしまった。
オレなんかと遊ぶより、その友だちの方を優先してくれよ、と云う『遠慮』が。
その後はその『遠慮』ばかりだ。
前に努めていた会社に同年代で同じような趣味のヤツが入ってきたのだが、オレがその会社を辞めた後もしばらくは付き合いがあったのだが、それも自然消滅。
そんなこンなで、いつの間にか、オレには『幼なじみ』はもちろん友だちと呼べる相手のいない人間になってしまった。
まぁ、こういった環境がそうさせたのか、もともと引き籠もりが性に合っていたのか、あまり家から外に出ないのだから仕方がないッちゃ仕方がないよな。
…う〜ン、『遠慮』は関係ないのかな。ただの面倒臭がりだったりしてな。人付き合いが面倒臭いのかも。
それとも、恐いのかな。どう付き合って行けばいいか判らないから恐い。
それもあるかもな、意識したことはないけどね。
だから、人と話をすると、じっとり額に汗がにじむ『対人恐怖症』のような症状が出るのかも知れない。
あ、自分から離れて行ってるつもりでも、ホントは嫌われているンだったりしてね。
そっちの方が可能性高かったりして。
人恋しさはあるンだよ。
独りぼっちには馴れたけど、平気にはなれないンだよな。
Posted by 源九郎 at 21時53分
コメント
初めまして、りくたろうと申します。
源九郎さんは他SNSもやってらっしゃるようなので、
どこから来たかは、敢えて書きません。
もし、ご興味がおありでしたら、
そちらから探してみてください。
源九郎さんが参加しているSNSのどこかにいます。
ニックネームも同じです。
で、本題。
僕は小学生の頃、仲良く遊ぶ友達が2人いました。
父親は、そこそこ名の通った登山家で
家庭を捨ててる状態、それに振り回された
母親は、いつしかアルコールに逃げるようになり・・・
結局、離婚したんですけどね。
もう既に、離婚した時点で大人の顔色を
伺うような子供になってましたね。
高校時代に人間不信になり、それから友達を
作らないようにしてきました。
でも、これじゃいけないと、いつも思ってましたね。
結果、殻は破りましたけど。
たくさん傷ついたし、人も、たくさん傷つけました。
でも、そうしないと本当の友達って
なかなか出来ないものだと思いますよ。
そりゃ、その人の考えかたや性格もありますけどね。
人恋しいときがあるのは自然だと思いますよ。
でも、自分から進まなきゃ、見つからないと思います。
プロフみたら僕のほうが年下みたいなので
生意気言って、すいません。
いつか、源九郎さんにも、いい人が現れると
良いですね。
>りくたろう
発見しましたよ。
殻を破るのには何かきっかけがあればいいンだろうけどね。
自分の気持ち次第とは云え、どうしても、あと一歩が踏み出せなくて、なかなか思うように行かず難しいね。
いい年こいて、意気地がないンだよな。