2007年05月07日(月)
猟奇的な彼女 [DVDネタバレ御免!?]
今『韓流ブーム』ッてどうなっているのかね。
テレ朝のドラマにペ・ヨンジュンが出演ているみたいだけど、視聴率的にどうなのよ? ヨン様は今もおば様たちのハートを掴んでいるのか?
まぁ、ブームは去り、『韓流』という1ジャンルが定着した、といった感じなのかな。『邦画』『ハリウッド映画』そして『韓国映画』、みたいにね。
映画に関しては、かつての香港映画以上にその地位を確立してしまったンじゃないかね。
晴れたお陰でパチ屋に赴き、見事にやられて帰宅後に観たのは韓国映画『猟奇的な彼女』(2001)。
この猟奇的と表現されている“彼女”の言動が時折誰かと重なるのは気のせいか?
お姫様と従者(とまでは行かないンだけどね)のような関係が心なし羨ましく思えるのは、オレが実はMだという証拠にほかならないのだろうな。
「ぶっ殺されたい?」の言葉や少々わがままな要求に振り回されながらも、例え、留置場にぶち込まれても、ハイヒールを履かされようとも、どこか放っておけない“彼女”。
恋人同士のように見えて、微妙な関係の二人にも、やはり終わりの時はやってきて、二人が別れてから三年後…。この結末の伏線は、実は、物語の始めの頃から張られていたのだった。
この見事なハッピーエンドはオレ的には最高に嬉しい演出に思えた。やっぱり、恋愛モノは悲恋で終わるよりハッピーエンドがいいよね。
最近オレも色々考えることがある。
オレが勝手に“微妙な関係”と思い込んでいるものは、微妙でもなんでもない“ただの友人関係”。
ハッピーエンドなンて到底期待出来ないオレの気持ちにも、どこかで区切りを付けなきゃいけないな、と思い始めた今日この頃…。
Posted by 源九郎 at 18時16分 パーマリンク
2006年05月19日(金)
ぼくのバラ色の人生 [DVDネタバレ御免!?]
先日に引き続きネタバレ御免のDVDレビュー。今回は日本映画『さよなら、クロ』を紹介しようと思っていたのだが、ちょいと気になるニュースを目にしたのでそれがらみの作品『僕のバラ色の人生』を紹介します。『さよなら、クロ』はまた後日に…。
気になるニュースというのは「性同一性障害の小学2年生の男児が女児としての就学を認められた」というもの。
この件に関しては「先駆的な判断」と評価する一方で、「今後の成長過程を見ながら慎重な対応を」という声もあるらしく。なるほど、当然である。
この先この少年(少女か…)がどのように育ち、周囲がどのように対応していくのか、知ることが出来るのならば知りたいものである。
この映画の主人公リュドヴィックは7歳。
化粧をして、スカートをはき、着せ替え人形で遊び、いつかは女の子になれると信じ、クラスメートのジェロームと結婚したいと夢を抱く男の子。
祖母はただ一人、理解を示そうとするも、両親は女の子になりたいが故に度々問題を起こしてしまうリュドヴィックに戸惑い、やがて、周囲の住人との人間関係が壊れていく。
リュドヴィックは学校を追い出され、父親は会社をリストラ、母親はノイローゼ。そして遂には住んでいた町までも追い出されることに…。
町を去るリュドヴィックの一家を冷ややかに見送る住人たちの目。
父親の再就職により引っ越した先で、リュドヴィックが出会うのは…。
純粋に女の子になりたいと願う少年に周囲はどう対処すればいいのか。この映画ではその答えを知ることは出来ない。そういう映画ではない。
しかし、こういう対処をしてはいけない、と云う答えにはなるかも知れない。理解を示すふりをしながら退学の嘆願書を出し、遂には家族を町から追い出してしまう周囲の住人たち。
まずは理解。その子の思いを受け入れる第一歩が必要だと思う。
Posted by 源九郎 at 09時45分 パーマリンク
2006年05月18日(木)
がんばれ!がんばれ!ベンジー [DVDネタバレ御免!?]
1974年公開の「ベンジー」を1987年にディズニーがリメイクした作品。
映画の撮影中に海で遭難したベンジーが泳ぎ着いたのはジャングル。そこで、ベンジーは猟師に撃たれたクーガーの残した4頭の子供たちの面倒を見る決意をするのだが…。
とにかくベンジーは賢い。
食事を与えようと採った木苺にはもちろん目をくれても貰えず、困り果てたところに現われたウサギを追いつめるも、かみ殺すことも出来ずに、かわりに猟師が獲ったキジを失敬したり、猟師に捕まり、そこでオオカミに襲われそうになるも上手く切り抜けた上、ついでに再度キジを持ち逃げしてしまッたりするのだから。
そして、偶然出会った2頭のクーガー親子に里親になってもらうべく、ベンジーと4頭の子供たちの小さな旅が始まる。
作品中、ベンジーの“哀しみ”の演技が光る。
ベンジーを捜索するヘリコプターの中に飼い主の姿を見つけるも、4頭の子供たちのために、草陰にじっと身を潜め飛び去るヘリコプターを見送るベンジー。ワシに子供をさらわれてしまった時のベンジー。無言の映像が物悲しさを際立たせている。
『三匹荒野を行く』を同じくディズニーがリメイクした『奇跡の旅』では2匹のイヌと1匹のネコがしゃべりまくるが、『ベンジー』のように人間の登場シーン意外一切セリフなし、と云うのもなかなか味わい深いものだ。
ところで、長年オレは、子供の頃に始めて映画館で観た映画は『キングコング(1976)』だと云ってきた。
しかし、この作品に出会い、改めて最初の『ベンジー』の製昨年を調べたところ、1974年と『キングコング』よりも前だと判明。TVではなく、映画館で見た記憶があるため。これはオレの記憶違いで『ベンジー』が初めて映画館で観た映画ということになる。
『ベンジー』の続編である『ベンジーの愛』を親にせがんで観に行った記憶もあるので、TVで『ベンジー』を観て『ベンジーの愛』を劇場で観たのと記憶が混同している可能性も否めないがね…。
なにしろ『ベンジー』の公開は1974年、オレはその時6歳。続編の『ベンジーの愛』は1977年で9歳。記憶がごっちゃになっていても不思議ではない。これからは一番最初に映画館で見た映画は『ベンジー』か『キングコング』のどちらか、と云うことにしよう。
残念なことに『ベンジー』も『ベンジーの愛』、そして第3作『名探偵ベンジー』も今だソフト化はされていないのが惜しい。
Posted by 源九郎 at 01時27分 パーマリンク
2005年08月29日(月)
FULL HOUSE [DVDネタバレ御免!?]
皆さんも多分ご存知の一つ屋根の下に住む3人の男やもめと3人の娘たちのファミリー・コメディ『フルハウス』のDVD-BOXが発売。以前の日記でのイチゴ狩りの話題でも登場した会社の女の子と一時その話で盛り上がり、思わず購入。
妻を亡くしたダニーとその3人の娘、D.J.、ステファニー、ミッシェル。死んだ妻の弟ジェシーとダニーの親友ジョーイ。この6人が奇妙な共同生活。毎日が問題だらけのドタバタ続き。
なんか、こういうのって少し憧れるンだよね。大きな家で共同生活。アカの他人同士が家族になる。(このドラマでは他人なのは1人だけ)実際に他人と一緒に住むとなるとそれなりに大変なんだろうけどね。
Posted by 源九郎 at 08時55分 パーマリンク
2005年08月19日(金)
名犬ラッシー 〜家路〜 [DVDネタバレ御免!?]
映画「名犬ラッシー 〜家路〜」を観た。1943年のオレが生まれる25年も前に作られた作品。
今の若い人はあまり知らないかも知れないが、オレの子供の頃には繰り返し再放送されていたTVシリーズ「名犬ラッシー」。世界一有名な犬だったんじゃなかろうか。それで懐かしさに思わず買ってしまったものだ。
ラッシーは賢いコリー犬。訳あって飼い主から引き離されてしまったラッシーが、遠い道のりを、出会いと別れ、数々の冒険を乗り越えながら、飼い主の許へ還る物語。
オレも数年前まではミニチュア・シュナウザーを飼っていたが、なンか、コリーも欲しくなっちまった。ああ、影響されやすいオレ。
やっぱりラストは涙でした…。
amazonで調べたら意外とあるラッシーのDVD。ああ、集めたい…。コレクターの性が…。
Posted by 源九郎 at 23時11分 パーマリンク
2005年07月27日(水)
PIXSR三昧の休日 [DVDネタバレ御免!?]
今日は朝から台風の影響で雨。雨の日はどうしても引きこもりがちになってしまう。…ッて云うか休みの日は大概引きこもりだけどね。
今日は朝からPIXSRアニメの日。
『Mr.インクレディブル』から始まり、『ファインディング・ニモ』、『モンスターズ・インク』、『バグズライフ』と立て続けに観る。←3Dアニメ大好き人間。動きの良さ、表情に感心しながら観るのだ。
あとは『トイ・ストーリー』2本でフルコンプなのだが、来月給料でたら買おうッと!
おいおい、勉強はどうした、勉強は!?
Posted by 源九郎 at 20時42分 パーマリンク